独蛾(ヒトリガ) 月吉ヒロキ 茜新社

 月吉ヒロキの2冊目の単行本。毎月増刷がかかっているようで、売れに売れているみたいです。まだ2冊目ですが、漫画家の中では既に独自の地位を確保してるようですね。もともとの絵の上手さもさることながら、いままで誰も手をつけていなかったところを狙ったということも大きいのではないかと。黒ストッキング、眼鏡、デコ。今ではフォロワーはたくさんいますが、これだけ明確に狙ってたのはこの人が初めてかもしれません。
というわけで、黒ストッキング属性の人には文句なくオススメ。
ストーリーは、ネタバレになるのであまり書きませんが催眠系?

また、この人の人気の理由は、登場人物が上品かと。絵柄やキャラデザインのなせる業だと思いますが、いわゆる「いいところのお嬢様」っぽさが抜群。これはもう、きっと努力じゃどうしようもないセンスに属するものだと思います。
漫画家の恐ろしいところは、そういうセンスというか、これまでの人生の片鱗がディテールにどうしても出てしまうところじゃないでしょうか。キャラデザインはもちろんのこと、小物の描き方や背景、街の描写などにも出てしまいますね・・・。世徒ゆうきなどはそれを嫌ってか、背景のデザインがいわゆる現代の日本とは少し違う、別進化したような街並・風景になっていますね。
それと、なぜかはわかりませんが、消しは薄い黒線がちんこの方にだけ入ってます。ちんこスキー狙いでしょうかね。

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あらいめんとゆーゆー 松本ドリル研究所 コアマガジン

 ページ丸ごと独占したド迫力のアングルで有名な松本ドリル研究所さん。同人世界では有名な方ですね。コアマガジンのここ最近の戦略(同人エース級スカウト)により引っ張られてきた方のひとりかと思います。そうやってできた美少女漫画界のドリームチーム、ホットミルクでのご活躍はご存知の通り。

この人の特徴は、なんといってもずっしりと重くやわらかい重量感ある描画・特にお尻の描写は迫力がありますね。目がぐるぐるするのは賛否両論あるようですが、私は特に気になりません。

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2008年8月のオススメ

8月の新刊

今月はビッグタイトルが2冊。
1冊は、天野雨乃の2冊目の単行本。また凶悪な表紙ですなあ。
そして、ついに・・・レオパルドの単行本が出ますね。

19 コアマガジン H two 天野 雨乃 1050
19 コアマガジン ふたり嫁 レオパルド 1050

その他にもたくさん出ます。→コチラ

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少女マテリアル 鳴子ハナハル ワニマガジン社

とらのあな上半期ベスト15で、たった一日でトップを取ってしまった鳴子ハナハルの初単行本です。まあ、数年越しで待ってた人もいたようなので、さもありなん・・・といった感じですが。

さて、みなさんいちばん気になっているのは例の「ハナハル消し」ではないでしょうか。ご安心ください、単行本ではちゃんとした(?)縦棒の消しになっています。

それにしても、日本中で同じような旋風を巻き起こしているようですね。一日でこの売上ということは、通期でこれを超えるものはないのでは。

内容は、ちょっとウィットに富んだ短編が多いです。また、たかみちさんに通ずるコントラストの強いカラーイラストはこの人ならでは。たかみちリスペクターでもあるとのことですが。

さて、下期にこれを超える作品が出るのでしょうか。

少女マテリアル (WANI MAGAZINE COMICS SPECIAL)

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な美らる(なちゅらる) てりてりお コアマガジン

てりてりおの1年半ぶり・2冊目の単行本。前作は眼鏡っ子テーマの本でしたが、今回はいろんな方面にチャレンジしています。といいつつ眼鏡分が多いのは性でしょうか。

また、前作の少し少年漫画っぽいペンタッチから、こちらは細いペンタッチに変わっています。今、流行なんですかね?個人的には前作の肉厚のペンタッチの方が好みですが、てりてりおの魅力である柔らかい描線は相変わらずです。登場人物の男が少し足りない系なのも相変わらず(笑)。

カバー裏、ピンナップに登場する全キャラ紹介があるのもてりてりおならでは。 また、蛇足ですがこの人もチンポ神の一人でしょうか。

消しは濃い半透明の細い棒が一本。

totoMAX(てりてりおHP)

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ギリギリ Sisters 如月群真

 如月群真の2冊目の単行本。2冊目ですが、既に巨匠の貫禄とポジションを獲得したと言えるでしょう。

表現力はさらに増して、弾力性のある体つきはさらに凶悪に。ほんともう、「凶悪」という表現しか思いつかないです。

あえて難を言うとしたら、ディテールの描写力をもう少しつけるといいでしょうね。あと、割と昔から言われているようですが、シチュエーションの幅が狭い。見てると、「教室で乱交」「レストランで~」「大きなお屋敷のメイドが」「水着で~」の4パターンを中心に、あと多少バリエーションがあるくらい。エロ漫画ってこのあたりがむずかしいのですが、人間、好みのシチュエーションなど限りがあってあたりまえなわけで、似たようなものになってしまうのはいたし方ないところだとは思います。そこをなんとか頑張った挙句、巨乳を通り越して奇乳化させてみたり、みなさん苦労なさってる様子ですが。この人の場合は、あまりストーリーにこだわらずにガチンコで行けばいいのではと。シチュエーションなんてそこらへんからパク(略

まあいずれにせよ、買って損はないですよ奥さん。

ギリギリ Sisters (メガストアコミックスシリーズ No. 138)

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Love Selection 如月群真

 これも大型タイトルですね・・・。まさに「満を持して」発売したという、如月群真の処女単行本です。

表題作の「Love Selection」・・・いまだに群真の最高傑作ではなかろうか・・・と思われるほど、完成度が高い。いや、ストーリーはいつも通りひねりもなにもないんですが、キャラクターの完成度の高さは圧倒的。3人いるし(笑)。なんていうんですか?分業?

全般的に、昨今の萌え系と違ってきちんとデッサンとって描こうとしている点はとても評価できると思います。似たような構図が多くなるのはご愛嬌。

2006年6月発売

Love Selection (メガストアコミックス)

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アッチェレランド 世徒ゆうき

 世徒ゆうきの2冊目の単行本。1冊目と較べると、さらに上手さが増しているあたり。
タイトルの「アッチェレランド」とは、音楽用語で「徐々に速く」という意味。前作の「ストリンジェンド(stringendo)」が「だんだん速く」という意味なんですが、どこが違うんだろ?

ちなみに、「アッチェレランド」が正しい。「アッチェラレンド」と間違える人が多いようで・・・でも言いたくなりますよね。

物語としての面白さも考えてあるようで、「少年グリエ」などのような大どんでん返しは読んでいて面白い。
問題の頭身や鼻の表現も多少、マシになってきたところ。もともと圧倒的な画力を誇る世徒ゆうきだが、ここからまたさらに進化の可能性があるところが楽しみ。

アッチェレランド (MUJIN COMICS)

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ストリンジェンド 世徒ゆうき 200210

 2002年に彗星のごとくデビューした、世徒ゆうきの処女単行本。いまだに売れ続けているという、モンスタータイトルです。内容はそれに十二分に値するものと思います。

代表作の”MY BLOW JOBER”は上級生にオクチで翻弄される物語。世徒ゆうきのすべてが凝縮されたような連作ですね。ナニが口の中を進んで喉の奥に入っていく描写は圧巻。

ストリンジェンド (MUJIN COMICS)

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