hahanoみやびつづる先生待望の新刊です。何年ぶりでしょうか。前作の「肉嫁」(またエラいタイトルですな)が2002年ですから、再販を除くと8年ぶりですか。8年も何やってたんでしょうか。まあそれはそれとして。
2006年以降の作品が収録されています。ここまで4年がかりですか。まあそれはそれとして。
内容は、まあいつものとおり熟女モノと、それと新境地といいますか、コミカルな作風の物影堂古書店シリーズが入っています。世捨犬リスペクトでしょうか。
これまでにもいくつかコミカルな短編はあったのですが、正直うーんどうかなというものが多かったんですけど、これはあまり嫌味にならずにうまく作っていますね。
主人公は小柄でメガネショートボブの古書店店員・萌菜美(もなみ)ちゃん。どこからみてもただの草食男子にしか見えない店の常連で官能小説家の肉襞濡太郎先生に小説のモデルにされたりいろんなことをされたりしてます。
これまでの変な漢字使った男と女の情念みたいなものよりも、こっちの作風の方がいいような気がしますね。

上手い作家さんですが、カラー処理などはやはり古さは否めず・・・。といいますか、ハイアマチュアでこれだけ上手い人がごろごろいる現状では正直いささか見劣りする感も。ただ、物影堂の壱話がモノクロなのは納得できません>ワニさん。意味が?

総評ですが、とてもすばらしいとさせていただきます。今となっては古さを感じさせる絵柄ではありますが、それでも第一級には違いなく。新人の激しい追い上げにもめげずにがんばってほしいと思います。