ストレッタ 世徒ゆうき ティーアイネット

世徒ゆうきの3冊目の単行本。ストリンジェンドは21万部、アッチェレランドが23万部と安定した部数を売り上げているようです。ほぼ同じ数が売れているということは、実際に指名買いをする人が22万~23万人いるということなんでしょう。考えてみればすごいことですが、内容はそれに十二分に値するものになっていると思います。
さて、三冊目のストレッタですが、顔の造形やトーンワークが少しフラつく感がありますが、迷っているんでしょうかね・・・。ただ、それ以外の部分は相変わらず、というより、さらに進化を遂げています。触感まで感じさせるような表現はさらに凶悪に。
 一般誌すら圧倒する勢いのハナハルを超えるのは難しいかもしれませんが、実用派作家としては依然トップランナーの一角であります。今年は天野雨乃、レオパルドといった実力派がこぞって単行本を出しているので、少し埋もれる感はありますが、無条件で買い、の作家には違いありません。

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アッチェレランド 世徒ゆうき

 世徒ゆうきの2冊目の単行本。1冊目と較べると、さらに上手さが増しているあたり。
タイトルの「アッチェレランド」とは、音楽用語で「徐々に速く」という意味。前作の「ストリンジェンド(stringendo)」が「だんだん速く」という意味なんですが、どこが違うんだろ?

ちなみに、「アッチェレランド」が正しい。「アッチェラレンド」と間違える人が多いようで・・・でも言いたくなりますよね。

物語としての面白さも考えてあるようで、「少年グリエ」などのような大どんでん返しは読んでいて面白い。
問題の頭身や鼻の表現も多少、マシになってきたところ。もともと圧倒的な画力を誇る世徒ゆうきだが、ここからまたさらに進化の可能性があるところが楽しみ。

アッチェレランド (MUJIN COMICS)

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ストリンジェンド 世徒ゆうき 200210

 2002年に彗星のごとくデビューした、世徒ゆうきの処女単行本。いまだに売れ続けているという、モンスタータイトルです。内容はそれに十二分に値するものと思います。

代表作の”MY BLOW JOBER”は上級生にオクチで翻弄される物語。世徒ゆうきのすべてが凝縮されたような連作ですね。ナニが口の中を進んで喉の奥に入っていく描写は圧巻。

ストリンジェンド (MUJIN COMICS)

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